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地雷除去後の地域復興を目指して
カンボジアでの復興活動を全面的に支援
カンボジアの地雷除去後の土地を農地に変え、住民が自立するための活動を支援しています。
インフラ整備と継続的なフォローアップ
日立建機グループでは、カンボジアの地雷除去後の土地を復興し、住民の自立支援を行う特定非営利活動法人「豊かな大地(GEJ)」の活動を全面的に支援しています。
GEJは2007年からバッタンバン州スラッパン村で活動を開始、農業訓練や村道整備、井戸や学校建設などに関わってきました。2009年からラタナックモンドル郡での活動に移りましたが、時折スラッパン村を訪れ、住民の生活を見守っています。その際、村道の舗装についての要望があったことからラテライト※による舗装活動を開始、2011年2月に完了しました。これまで雨季になるとぬかるんでいた村道はラテライトで固められ、住民の移動や物資の往来がスムーズになりました。

ラテライト舗装された村道
※ 湿潤土壌に分類される土壌のひとつで、カンボジアでは道路の舗装に用いられる。
現地の農業を支えるための環境整備
ラタナックモンドル郡では、2009年度、地雷除去後の土地240haの「田起こし」を行うとともに農業技術指導を実施しましたが、現在、道路建設に向けた準備を進めるとともに、農業用ため池の建設も開始しています。カンボジアは平坦な地形のために治水が難しく、生活・農業用水は雨水に頼ってきましたが、ため池が完成すれば水の利用が容易になり、米の収穫増加も期待できます。また、2010年度は、放し飼いではなく安全で衛生的に鶏を育てるための養鶏技術訓練、住民の野菜摂取を促進するための家庭菜園技術指導なども行いました。さらに、日立建機グループ社員やOBなどを募って、現地での活動に参加してもらう「スタディツアー」も実施。スタッフを含む8名でカンボジア地雷処理センター(CMAC)や小学校訪問、米の収穫体験などを行いました。
GEJでは、今後も関係諸団体との緊密な連携のもとで、住民の自立支援活動を継続していきます。

完成したため池

住民と一緒に稲刈りを体験
「一緒に活動する」という国際貢献が大切であることを学びました。

経営管理本部
広報戦略室
加藤 麻美子
2010年12月のスタディツアーに参加しました。最初は、現地の方々が地雷におびえ、貧しさのなかで苦しんでいるのではないかと思っていましたが、実際に訪れてみると皆さん常に笑顔で、自然や周りの人への感謝の気持ちを忘れず、生き生きと暮らしていることに非常に驚き、日本の人々よりはるかに幸福度が高いと感じました。そうした人々に触れたことで、自分が普段当たり前だと思っていたことが決して当たり前ではないのだと考えるようになりました。また、外から「サポートする」のではなく「一緒にやる」という貢献が大切であることを実感しました。今後は、多くの人にカンボジアのことを知っていただけるよう、意識しながら仕事をしていきたいと思います。