サービス拡充に向けて

顧客満足度の向上を目指した営業進捗管理システムの導入

適切な時に適切なサービスを提供できるよう、販売拠点への独自のシステム導入を進めています。

お客様情報を組織的に管理するために

企業がグローバルに事業を展開し、競争力を磨いていく上では、世界の販売拠点においてお客様のさまざまな情報を体系的に管理し、顧客満足につなげていくことが重要になります。ところが、事業のグローバル化が本格化しつつあった2007年当時、日立建機グループは、国内では市場分析から商談、契約に至る営業進捗状況を管理・共有するシステム「プロジェクトプラス」を活用されていましたが、海外市場では、独自のシステムを導入しているオーストラリア、ニュージーランドなどのグループ会社を除き、こうしたシステムを導入していませんでした。

特に急拡大する中国市場では、組織的なサービスを継続的に提供するためのお客様情報・営業情報システム導入が急務だったことから、2008年、日立建機は日立建機(上海)とともに営業進捗管理システム「Hi-STEP」を開発。同年8月には中国のほぼすべての販売代理店に導入し、順調に定着して、現在は活用段階に入っています。

※ Hitachi Sales Technology Evolution Program。

タイムリーなサービスのための基盤

「Hi-STEP」は、お客様情報のほか、営業担当者の活動履歴や商談の進捗状況をデータベースに入れ、次の商談へつなげるもので、社内で情報を共有することによってお客様へのタイムリーで適切な提案を可能にし、お客様本位の営業活動を展開できるメリットがあります。より積極的で効果的、かつ体系的な営業活動とサービスを展開するためのインフラといえるでしょう。

2009年度以降、マレーシア、インドネシア、台湾にも導入されており、新興国市場におけるお客様満足の創出に欠かせないツールとなっています。今後は、これらの地域事業拠点でのシステム定着と活用を進めるとともに、タイなど他のアジア拠点、さらには欧州拠点への導入も加速していきます。

各地域・各国CRMシステム導入進捗状況