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プレスリリース
EH3500ACIIリジッドダンプトラックを発売
2008年7月22日
−国産最大級のAC駆動式ダンプトラック新登場−
日立建機(株) (社長 木川 理二郎)は、190tクラスのEH3500ACUリジッドダンプトラック(定格積載質量185t、車両総質量325t)を、9月1日から世界の大規模鉱山向けに発売します。
EH3500ACUは、新幹線等の鉄道車両で使われているインバータ技術をベースとした(株)日立製作所製の最新IGBTを搭載したAC駆動方式を採用しています。また、エンジンは米国のEPA(環境保護局) 排出ガス2次規制に適合しているなど、全世界に供給可能な製品です。
AC駆動方式のダンプトラックは、エンジンで発電機を駆動し、その電気をインバータ等の制御機器で制御した後、交流(AC)モータを駆動し走行するという方式を採っています。
この方式は、従来の機械駆動式ダンプトラックに比べると、トランスミッションやデファレンシャルギヤ等の機械装置と、その潤滑油類が不要であることにより、維持費の低減が図れるという特長があります。また、従来の直流(DC)モータ駆動式ダンプトラックに比べると、ブラシレス走行モータの採用により補修費の低減が図れることと、IGBTインバータシステムの採用により、より強力な電気ブレーキ力が発揮できるという特長があるため、世界の鉱山で近年急速に評価を高めている駆動方式です。
主な特長
1.高い走行性能と生産性
- 高い応答性を持つIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)インバータを搭載したAC駆動方式を採用することにより、走行モータに対する、きめ細かな変速制御とトルク制御を実現。発進時、登坂時やステアリング時にも、制御システムが最適な電力を即座にモータへ出力することにより、滑らかでスピーディな変速性能を実現しています。
- 降坂時には強力な電気ブレーキが作動。通常の減速操作では機械ブレーキを必要としないため、安定した減速性能が得られるとともに、機械ブレーキの補修期間を延長できます。
- 滑らかな変速性能と安定した減速性能により、稼働現場でのスピーディな運搬サイクルを実現。高い生産性に寄与します。
2. 優れた操作性
- キャブ内には、当社の超大型油圧ショベルと同様の大型ディスプレイをハンドル基部に配置。走行速度、エンジン回転数、積載荷重等の運転情報やトラブル情報を迅速かつクリアに表示します。
- 強力な電気ブレーキシステムにより、通常はアクセルとリターダの2ペダルの操作で運転が可能。運転操作の疲労軽減が図れます。
3. 高い信頼性・安全性
- 高強度を有する箱型メインフレーム、水冷式制御盤、走行減速機潤滑油用クーリング装置等を標準装備。高い信頼性を実現しています。
- 万一の転倒や落下物による衝撃にも耐えるROPS/FOPS内蔵キャブ、630mm幅と余裕のある昇降階段、点検時にエンジンを非常停止できる4個のキャブ外スイッチ、当社の超大型ショベルにも搭載されているバックモニタの採用など、安全性に十分配慮しています。
4.優れた整備性
- 前輪を外さずに交換が可能なフロントサスペンションや、集中給脂装置を標準装備。機械式ブレーキは走行減速機外側に配置するなど、整備性に配慮しています。
主な仕様、価格
| 主な仕様 | |
| 項目 | EH3500ACII |
| 定格積載質量(kg) | 185,000 |
| 公称積載質量(kg) | 168,000 |
| ボディ容量(山積/平積)(m3) | 111 / 74 |
| 運転質量(空車質量)(kg) | 140,000 |
| 車両総質量(kg) | 325,000 |
| エンジン型式(-) | カミンズQSK50 |
| エンジン定格出力(kW/min-1(PS/rpm)) | 1,491/1,900(2,027/1,900) |
| 全長(mm) | 13,500 |
| 全幅(mm) | 8,010 |
| 全高(mm) | 6,770 |
| 最高走行速度(km/h) | 56 |
| タイヤサイズ(-) | 37.00R57 |
注)単位は国際単位系によるSI単位表示。( )内は従来の単位表示を併記。

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